描いて作って耕して

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ブルーベリーの苗木を買ったらまずしなければいけないこと

最近はブルーベリーの人気が増えているのか、ブルーベリーの苗を購入する人を多く見かけるようになりました。

ネットでも苗購入時の質問をちらほら見かけます。

ブルーベリーを買ったらまずすべきは大きな鉢への植え替えと摘果です。

これだけは必ずやってください。

①鉢の植え替え

ホームセンターなどで買う苗木は、最低限度の大きさのポットに入れられているため根詰まりを起こしやすく、木は成長できません。

そのため、苗木を買ったらまず取り出し、根をほぐしながら大きな鉢へ植え替えましょう。

深さは30㎝以上のもの、幅は最終的に目指す大きさを考慮したものを買いましょう。

目安としては直径60㎝程度の鉢が理想です。

毎年少しずつ径を大きくして木を植え替えるという方法もあります。

余裕があれば、苗木は水に1日浸しておくと根がほぐれますし、植え替え後の根張りも良くなります。

家庭菜園レベルであれば、ブルーベリー用の培養土をホームセンターで買えばいいです。

 

②摘果

これもかなり重要です。

ホームセンターなどで売られている苗木は、お客さんの気を引くために実をつけている苗を販売しているところが多いです。

もちろん、小さな苗でも実をつけそのまま収穫することは可能ですが、実をつけることは苗に想像以上の負荷を与えることになります。実を付けさせすぎると翌年に枯れる原因にもなるのです。

木の幹が太くなって体力がつくまで、(最低でも2~3年)はなるべく実を付けさせないようにしましょう。

早く収穫したい気持ちは分りますが、すぐに実をつけさせた苗は大きく育ちませんしその後の収穫量も減ります。

焦らず、ゆっくり。ブルーベリーが成長するのを待ってあげてください。

 

ブルーベリーの苗は遅くとも3月頭までには購入して鉢への植え替えを済ませてしまいましょう。

冬眠から覚めて根が動き始めてから植え替えをすると余計な負担をブルーベリーに与えてしまいますので。